肌のかゆみと赤み
- 2017年01月22日
- アトピーの治し方, アレルギー皮膚炎について, 顔のアトピー について
肌が何だか分からないけど「赤い」「かゆい」という症状になったことは、
今まで誰もが一度は経験してきたことかと思います。
――「かゆい」からかくと赤くなる、赤い部分がかゆい。――
いつも隣り合わせになることが多い「かゆみ」と「赤み」の関係性について、少し理解を深めていきたいと思います。
まず、「かゆい」という感覚なのですが、実は手の届く範囲でしか発生しないんだそうです。
確かに、かゆいなと思ったら皆さん手でかゆい個所をかいているかと、、、
しかも全部手の届く部分ばかり、、、
お店に来てくださる方で、かきすぎて色素沈着している部分って、
二の腕のあたりや首、顔、腕、脚などすぐに手が届く辺りです。
そして、この「かゆい」という行為は、実は、皮膚に付着するいらない物質を取り除くための、言ってしまえば必要な行為になります。
しかも脳の働きかけで、【かゆい→かいてしまう→気持ちがいい】というシステムが作り上げられているので、
どうしても我慢することができず、人はついかきすぎてしまいます。
皮膚をかいてしまうと、皮膚表面の皮膚組織が壊れてしまうので、それを修復しようと必死に動いている状態が「赤み」の原因です。
ニキビにも似たような現象があるのですが、ぽこっとしている赤いニキビやニキビ跡で赤く残っている部分というのは、
皮膚内部で皮膚にとっていらない物質を排除しようと戦っている状態なのです。
肌はよく「排泄器官」と言われているくらい、いらないものを外へ出そうという仕組みになっています。
なので「かゆみ」や「赤み」は、生き物が生きる上での自然の摂理みたいなものなのです。
だからと言ってかきすぎることが良いわけでもなく、赤みを放っておくのが良いわけでもありませんよね(*_*)
自分の肌がどういうことが原因で、なぜその現象が起きるのかを把握したうえで対策を考えていくと、
いままで無理やり改善しようとしていたことがストレスなく上手に向き合えることもあります。
悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひお話だけでもいいのでいらしてください^^
一緒に自分に合ったやり方で改善に向かっていきましょう!
森園